ED治療薬などで使われることも多いPDE5阻害薬ですが、危険という意見もあれば危険ではないといった意見もあり、一体どっちなんだ!と疑問を抱いている人も多いのでは?そこでPDE5阻害薬は本当に危険なのかどうか調べてみました。

PDE5とは

ホスホジエステラーゼ (Phosphodiesterase)という酵素

そもそもPED5とは一体何なのか気になりますよね。

PEDとはスホジエステラーゼ (Phosphodiesterase)という酵素のことで、スホジエステラーゼを略してPEDと言います。

ペニスに働きかけるPDEは11種類以上の5番目のタイプだからPDE5と呼ばれる

PEDは全部で11種類以上あります。その中でも勃起に必要な「サイクリックGMP」を除去してしまう働きがあるのがPEDの5番目にあたるタイプのものなので、PED5と呼ばれているんですよ。

そのためPEDは勃起不全などの原因を作り出してしまう酵素になります。

PDE5阻害薬が危険と言われるのは嘘!?

持続勃起症が起こるのはまれ

PED5阻害薬の重大な副作用と言えば持続勃起症です。

持続勃起症とは4時間以上痛いくらい勃起が続く状態のことで、この状態が1日以上続くと勃起障害を引き起こすこともあります。

ただこの持続勃起症が起こるのはごく稀なので、そこまで心配する必要はありません。

「心臓に副作用が出る」といわれたこともあったが、これはまったくの誤解

PDE5阻害薬には、心臓に副作用が出ることがあると言われていました。

では実際どうなのかというと、この情報はまったくの誤解

それどころか血管の新陳代謝が良くなることで、血管に溜まった老廃物をスムーズに除去し、心肺機能を高めてくれる効果があるんですよ。

 

ちなみに実際PDE5阻害薬でもある、ED治療薬を飲んだことで亡くなられてしまった人のことを調べてみました。

そうするとほとんどの人が原因不明、1人の人は飲み合わせが禁止されている薬と一緒に服用したために亡くなられたようです。

そのことからもわかるように、心臓に副作用が出たという情報はかなり信ぴょう性が薄いと言えます。

深刻な副作用は報告されておらず、非常に安全性に優れた薬と言われている

PDE5阻害薬の副作用ってどんなものがあるか知っていますか?

主に顔のほてり・頭痛・動悸・鼻詰まり・消化不良などで、ほとんどの場合効果が切れると同時に治まってきます。

また今のところ命に関わるような深刻な副作用は報告されていないこともあり、とても安全性の高い薬と言われているんですよ。

ただしPDE5阻害薬は塩酸アミオダロン製剤や硝酸剤など一緒に飲んではいけない薬があり、実際飲んではいけない薬と一緒に服用したために死亡してしまったケースも!

そのため心筋梗塞や狭心症などでニトログリセリン(硝酸剤)を服用している人には飲めませんので、その点は注意してください。

PDE5阻害薬は、数少ない禁忌を守れば安全に使用できる薬

上記の点からもわかるように、飲み合わせの悪い薬と一緒に飲まないなど、禁忌を守れば重大な副作用を引き起こすことなく安全に飲むことができる薬です。

ただ飲んではいけない人の中には

  • 低血圧や高血圧な人
  • 重い肝機能障害を患っている人
  • 6ヵ月以内に脳梗塞・心筋梗塞・脳出血などを起こしたことがある人

なども含まれているため、飲む前に自分は該当していないか必ず確認してから飲んでください。

ネットで販売されているPDE5阻害薬の約5割が偽造品なのでネットでの購入は危険

PDE阻害薬は主にED治療に使われるのですが、病院で処方してもらうのって恥ずかしいですよね。

そのためネットで海外から取り寄せる人も多いのでは?

でもネット販売はとても危険なんです!

なぜならネット販売の約5割が偽造品と言われているから!

その偽造品でも効果があればまだ良いのですが、全く有効成分が入っていなかったり、逆に入り過ぎていたりするものも多くあります。それどころか塗料・殺虫剤・シンナーなど信じられないようなものが含まれていることも!

実際偽造品を飲んだ男性が死亡するなんて例もあったんですよ。

また偽造品と本物を見分けるのはかなり難しく、素人ではほぼ無理です。ですのでネットでの購入はオススメできません。

PDE5阻害薬の効果

PDE5の役割を抑える

ではPED5阻害薬にはどんな効果があるのか気になりますよね。

PED5阻害薬はその名の通りPED5の働きを抑えることで、血管を拡張させ血行促進に繋げる効果があります。

簡単に言うと血行促進剤みたいなものですね。

PDE5阻害薬とはなにか

局所血流量を増大させ男性機能障害(ED)、肺高血圧症などの治療薬

ではそもそもPDE5阻害薬とは一体何なのかというと、一つはED治療薬に使われているバイアグラ・レビトラ・シアリスなどのことです。

これらの薬には、PED5の働きを妨害する成分でもあるシルデナフィルやタダラフィルが入っています。

シルデナフィルやタダラフィルがPED5の働きを阻害し、局所の血管を広げ血流量を増やすことで勃起不全や中折れなどの男性機能障害を改善してくれるのです。

 

二つ目は肺高血圧症などに使われる血管拡張薬です。

そもそも今まで肺高血圧症にはこれといった効果的な薬もなかったのですが、実は肺高血圧症には血管拡張薬が効果的という事がわかりました。

そのため血管を拡張させる働きを持ったシルデナフィル・タダラフィルなどが、治療薬として使われているのです。

他にも排尿障害などにもPDE5阻害薬が使われています。

PDE5阻害薬は正しく使えばとても安全な薬

PDE5阻害薬にはED治療はもちろん、肺高血圧症などの治療薬としても使われているうえ、重大な副作用もないとても安全な薬です。

ただ飲み合わせの良くない薬や偽造品を服用するなど、間違った服用方法をするととっても危険!

そのためPDE5阻害薬は確実に本物のものも病院で処方してもらい、正しく服用するようにしましょう。